押出成形技術

プラスチック製品の研究・開発・製造・販売までトータルに手がけています。

受注生産で製造してきたオリジナルのプラスチック部材はすでに約1万2千種類にも及び、その製造ラインはときに100系列以上の工程にのぼることがあります。協力会社との連携にて新原料・新技術の開発による新規市場の拡大とリサイクル原料の活用によるコストパフォーマンスで、プラスチック異形押出成形の可能性に挑戦しています。
又、国際規格 RoHS2指令に対応した樹脂を広く取り扱っております。

TECHNOLOGY

単色成形

小型製品、大型製品、パイプ、中空構造、その他に複雑な断面形状等の様々な形を押出成形することが可能です。
近年、断面形状だけでなく意匠にこだわった製品も急増しておりマット調(すりガラス調)、メタリック着色、高光沢などの技術力が必要とされる分野も多く手がけています。

発泡成形

軽量化や木の代替としての用途としてよく使用されます。
樹脂原料に化学発泡剤を混練することで、発泡製品を成形する技術です。木材同様の加工(切断・釘打ち・穴あけなど)が可能です。お客様の使用用途に応じて、発泡倍率のコントロールも可能です。

共押出成形

複数の樹脂を組み合わせて1つの製品に成形する技術です。
硬質材と軟質材の同時押出し、着色材と無着色材の同時押出し、透明材と着色材の同時押出し、発泡材と硬質材の同時押出し、表層のみ異種樹脂にて同時押出しなどの二層成形があります。
さらに応用して、三層成形も可能です。

インラインラッピング成形

押出成形品に樹脂フィルムをロールで加圧接着して貼り合わせる技術です。従来より広く産業界で用いられています。
近年、各産業において高い生産性が求められており、当社でも木目、光沢、マット調など幅広いラインナップにてご提供させて頂いております。

TYPE

2層成形

異なった樹脂を2層に重ねて押し出された製品

コストダウン

高価な樹脂を薄い表層にして、強度を保持したままコストダウンを図れます。

軟質と硬質の結合部材

堅い樹脂に軟質を結合させます。曲げる必要がある製品や戸当たりクッション等に使用されます。

2層成形説明

窓枠では表層に熱や直射日光に強い樹脂を使い、ベースに丈夫で生産性の良い樹脂を使うことでお客様のニーズにお答えした製品を生産しています。

シート付成形

樹脂表面にシートを付けた製品

キョーセー株式会社では数多くの種類のシートを貼ることが可能で有り、また、1層、2層、発泡、特殊樹脂等にも 実績を残し、あらゆるところで使用されています。環境に応じたシートの使い分けを行い、シートの柄と合わせて無限の組み合わせを行えるでしょう。

使用例

戸当たり
住宅のデザインに合わせたシートを組み合わせた戸当たりです。
クッション無し、クッション付きなどさまざま。

特殊樹脂成形

使用している樹脂

アクリル、ポリエステルは元より、ASA、AES、ナイロン等の特殊樹脂や合成樹脂。

幅広い用途

照明カバー、樹脂サッシ、外壁、配線カバーやブラインドなど様々な用途に様々な形で使用されています。

使用例

新幹線の照明カバー

照明カバーとシルバー樹脂取手

ブラインド

大型樹脂成形

大型製品から建材まで大型の製品は金型も技術も高レベルのものが必要とされます

コンクリート枠や製品の枠組みなど多様なところで使用できます。

枠材
施工現場
大型ボード

TOP